思考の試行

日々の思考や考察を頭に留めておくことが難しくなってきた近年。せっかく得た大切な情報をここに記すとしよう。

クロスプラットフォーム ~OpenFL インストール~

では早速OpenFLのインストールを実行してみる。

結論から言うと、かなり簡単である。

 

インストール環境

Windows8.1

Haxe 3.1.3

ちなみMacOSにもインストールしてみたが、同じ手順でOKだった。

 

では、早速インストールしてみる。

以下のURLからバイナリをダウンロードして実行する。

Install Haxe

ウィザードに従って、インストールを完了させる。

次にコマンドプロンプトから以下のコマンドを実行する。

 

# haxelib setup

# haxelib install lime
# haxelib run lime setup

# lime install openfl

Windowsの場合

# lime setup windows

 

以上でインストール完了。

次にコマンドからサンプルアプリケーションを作成してみる。

 

以下のコマンドで、サンプルアプリケーションの一覧を表示できる。

# lime create openfl

 

  * openfl:project
  * openfl:ActuateExample
  * openfl:AddingAnimation
  * openfl:AddingText
  * openfl:BunnyMark
  * openfl:DisplayingABitmap
  * openfl:HandlingKeyboardEvents
  * openfl:HandlingMouseEvents
  * openfl:HerokuShaders
  * openfl:PiratePig
  * openfl:PlayingSound
  * openfl:SimpleBox2D
  * openfl:SimpleOpenGLView
  * openfl:SimpleSWFLayout
  * extension

 

とりあえず、イメージの表示を行うサンプルを作成してみる。

 

# lime create openfl:DisplayingABitmap

# cd DisplayingABitmap

# lime test neko

 

nekoというのはOpenFL専用の仮想マシンのようだ。

実際には、「html5」「flash」「windows」を指定することになる。

 

f:id:pwr-on:20140821122852p:plain

 

 うむ、見事だ。

圧巻なのはwindowsでネイティブコードを出力して、コンパイルを実行している。

残念だったのはFlashコンパイルエラーが発生してしまった。

とりあえず、今回はスルー。

OpenFLのコンパイル環境は整った。だが、私は現代っ子。

正直、統合環境がない状況で開発をする気になれない。

面倒とか不慣れ、という以前に統合環境、特にデバッグ環境の充実さは質に直結する。

なので、充実した統合環境がない言語は基本的に採用しない。

では、次回は統合環境の整備を行ってみようと思う。